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2011年6月号「健康復興」

 ベイエリアの皆さんお元気ですか?『全ての人にせぼね検診』を目指すドクター岡井です。早いもので子供たちは楽しみな夏休みに突入する時期がやってまいりました。お母さんたちはどうやってこの長い夏休みを乗り切ろうかと頭を悩ませていることでしょう。楽しい夏休みの予定も目白押しかもしれませんね。私は今のところ何も夏休みの予定が立っていません。ちょっと淋しいですが、暑い日本へ行って人一倍暑がりの私が日本の方の貴重な電力を無駄に消費しても申し訳ないし、特別どこか行きたい所があるわけではないのであまり計画を立てるモチーべションがあがらないというのが正直なところでしょうか。どちらかというと家の修理のほうが気になるし、一向に上達しないゴルフもやりたいという気持ちが強いです。カイロプラクティックの治療に関しても、少し研究したい課題があるのでこの夏はそちらのほうにも時間を取れたらと願っています。いずれにせよ長いと思っている夏も計画をしっかり立てて実行しないとアッという間に終わってしまうんですよね。そして例年のように、8月の終わりになると思っていたより成果の上がらなかった夏を思い返して後悔することになるのです。皆さんの夏が充実したものになることを願っています。

 日本では、この夏は震災復興と節電などを含むエネルギー問題が大きな課題でしょう。未曾有の大災害で甚大なる被害を受けた地域はもちろん、災害により機能しなくなった生産拠点の復興は簡単なことではないし、長期にわたる根気強い努力が必要なのでしょう。気が遠くなるほどの瓦礫を目の前にして黙々と作業を続ける方々の精神力には感心してしまいますが、同時に体力的な疲労は夏を前にして既にピークに達するのではないという懸念があります。また昨年のように酷暑と呼ばれるような暑い夏にでもなれば冷房を思うように使えない毎日で体力の消耗も激しくなるでしょう。被災地だけでなく計画停電の地域のように大幅な節電をやむなくされる地域でも夏を前に体力増進が必要になってくるでしょう。日本ではそのような話が出ているかは知りませんが、節電や暑さ対策と共に自分自身の健康と体力アップがこの夏をどうサバイバルできるかに大きく影響してくるでしょう。

 私が子供の頃はすごく暑い日でも気温は摂氏32度ぐらいがせいぜいで、30度超えるとうんざりしていた記憶があります。ところが今では30度なんて可愛いもので、35度が当たり前のようになってまるで東南アジアの気候のようです。あの当時でさえ夏休みは朝起きたときはひんやりとしているのですが、我が家の外出解禁時間の午前10時には既にかなり暑くて外に行く気も失せるようでした。それでも母に口うるさく叱られたり家の手伝いをさせられるのは勘弁して欲しいので自転車に乗ってフラフラと冷房のありそうな金持ちの友人はいないかなと考えながらとりあえず家から脱出していました。エアコンが効いた自分の部屋を持っているようなブルジョアな友人がいないことを恨めしく思い、駄菓子屋で一本10円のあまり味のしないチューチューアイスを買って有難く最後の一滴まで吸い尽くし、同じように集まってきた冷房のない家の子達と日陰でだべっているか気分が乗れば裏山に行って昆虫や蛇の捕獲に出かけたものでした。腹が減って喉が渇いてくると自宅に帰り母の小言を覚悟して昼飯です。そこに出てくるのは暑い夏の昼食の定番、冷たいソーメンです。大人にとっては非常に魅力的なソーメンも食べ盛りの子供にとっては少々パンチに欠ける味気ないものでした。それにあまりにも出てくる頻度が多いので、つい「なんだ、またソーメンかぁ~」と明らかにトーンダウンした落胆声で迂闊にも禁句を漏らしてしまい、母の怒りを買ってしまうのでした。

 ソーメンで何となく水っぽく腹を満たした後は、家にいたら母に怒られてばかりなのでさっさと家を出てブルジョアではない友人たちがたむろしていそうな場所を徘徊します。上手く気の合う友人と会えればボーリングセンターや大手スーパーのゲームコーナーのような冷房の効いた場所に遊びに行き、そこで飽きたらまた裏山に探検に行くか人数が集まれば公園で野球をするのでした。どこに行くのも暑い中を自転車で移動するので大変なのですが何と言っても体力が有り余った子供ですから一度遊びに夢中になると暑さを忘れて遊びます。夕方になって少し涼しくなりお腹が減るとまた自転車に乗って家に帰ります。家に帰ると自転車を止めるやいなやクンクンと鼻を鳴らし母が夕食の支度をしている匂いを嗅いでメニューを確認するのです。カレーなら万々歳ですが、焼き魚などでしたら子供には渋すぎて少しがっかりです。野菜たっぷりの八宝菜はかなり落ち込みます。しかし、お腹はペコペコなのでたとえメニューが気に入らなくても「もういい加減にしておきなさい!」と怒られるまでお腹一杯食べ続けるのです。お腹が一杯で死にそうだと横になれば「牛になるよ!」と母に怒られます。どうして人間が牛になるのかと毒づきたいのを我慢して、面倒くさいのですが母に怒られるので渋々カラスの行水のように風呂に入ります。少しだけ小奇麗になってから夕食の片づけが終わってこれまた少しだけ機嫌が良くなった母が出してくれるスイカなどをかじりついてテレビを観てゴロゴロするのです。すると知らないうちに寝てしまい、「ちゃんと歯を磨いて自分の部屋に行って寝なさい!」とまた母に叱られます。でも歯を磨くのは面倒くさいので大抵の場合はそのまま部屋に行って寝てしまうのです。これが私の子供の頃の夏の一日の様子です。言えることは、たっぶり遊んで、たっぷり食って、たっぷり寝て、たっぷり叱られていたということです。叱られること以外は健康にとってとても基本的で大切なことです。

 たっぷり身体を動かして遊び、栄養のバランスよく食事を摂り、たっぷりと睡眠を取れば多くの病気や身体の不調は消えてなくなるでしょう。ところが大人になると子供の頃は当たり前のようにやっていたことがなかなか出来なくなってしまうのです。一体我々にとって一番大切なものは何だろうと震災後に考えることが多くなりました。家族と楽しく食事をし、一緒に笑い、健康に平凡な日常を過ごすことが一番幸せなのではと感じました。そんな基本的なことさえ我々はいつの間にか見失ってしまっているのです。健康を害して初めて当たり前の健康が実は奇跡とも思えるような素晴らしいことだと気づくのです。いくら仕事が大切でも自分の健康より大切なはずはないのです。だけど、いつの間にか大切の順番が狂ってしまっているのです。現代の日本人の多くが複雑な社会で複雑化した価値観に振り回されて、自分の健康を犠牲にしている気がしてなりません。

 これから日本は復興の為に多くのエネルギーを必要としています。それは電気のエネルギーだけでなく我々人間の持つエネルギーです。そのエネルギーを十分発揮する為には健康であることが大前提です。そして、大切な健康の優先順位が狂ってしまった世の中でも人々の健康をまず先に復興させなければならないと思います。健康の復興の為にはカイロプラクティックも是非有効利用して欲しいです。長年様々な体調不良に苦しむ方もカイロで元気になられる方がたくさんいます。それは通常皆さんが慣れ親しんでる医学とは少し違って、薬などを使わずに身体そのもをもともとあるべき正常な状態に戻していくことで身体自身が身体を治していくというアプローチです。カイロは痛みの治療だけでなく、身体が当たり前に正常に機能するようにという考えを強く持っている医療です。身体の構造を理解した非常にシンプルでメカニカルな理論なのです。体を不自由なく動かし、美味しく食事をして、ぐっすり眠れるようにしたいのです。この夏、カイロプラクティックはきっと皆さんの『健康復興』のお役に立てると思います。皆さんを健康にすることで少しでも日本の復興にも貢献できればと願っています。
 

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