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2008年8月 「父のやせ我慢」

気が付けば、もう8月になって夏休みも残り後わずかとなってきた。読者の皆さんの夏はいかがなものであろう。今年の我が家の夏休みは、昨年に続き、子供たちはスポーツ三昧。親はそのお世話という地味なものになってしまった。どこに行くにも暑いし、ガソリン価格高騰のため旅費も恐ろしいほど高くつく。ベイエリアが快適で最高だと言い訳をして、たいしたことはせずに終わりそうだ。夏休みにアメリカに遊びに来たいと言っていた弟家族も、あまりの飛行機代(燃料代)の高さに断念してしまった。早く予約をしなかったせいもあるが、一人20万円近くすると聞いては、こちらもビビッてしまう。そんな訳で、娘と家内はロングビーチでのバレエの大会に行ったのと、犬2匹を含む家族全員でサンディエゴでの息子のサッカーの大会のついでに数日余暇を過ごしてお茶を濁した。

娘は、バレエを一生懸命やっている。今年の大会は年齢別グループの中では、一番年下のため不利だということで、個人の部はあまり期待していなかった。予想通り、お姉さまたちと競っては、やはり苦しいところもあったのだろう。まあ、平凡な成績だった。しかし、団体の部では見事な成績を収めて、本人はご機嫌だった。そして、同じバレエスクールの皆さんは大活躍だったようで、どの種目も上位を独占し、あまりにもたくさん大きなトロフィーをもらい、持って帰れないのではと心配になったそうだ。とても思い出に残る大会になったことだろう。

息子は、市の野球のリーグの年齢別オールスターに選ばれたのだが、チームの人数が揃わず、30数年の市の野球リーグの歴史上で初めて不参加となった。ということは誰でもオールスターチームに入れるじゃないかという話だ。息子は、自分はオールスターチームの中心選手だという自負もあったのだろう、かなりショックだったようだ。オールスターの大会の日程をぎりぎりまで決めていないリーグの不手際もあって、選ばれた子供たちの約半数がバケーションの予定が既に入っていたのだ。13人集らなければ参加できないのに、8人しか都合がつかなかったというお粗末さだ。これには私もかなり落胆した。中学生ぐらいになると、野球を続ける子は減ってくる。本当に好きな子しか残らないのだ。お陰でやることがなくなった息子の相手をして、一つ年上のオールスターチームの練習を横目で見ながらバッティング練習に明け暮れた。息子は「上のチームでもレギュラーになれるのに、なんで入れてもらえないんだ」と文句を言っていたが、上のチームはその該当年齢の子供たちでも入れない子が何人もいるのに、お前がその子たちを差し置いて入れないだろといっても、ブチブチとしばらくブータレていた。本人も分かっているけど、楽しみにしていた分、悔しかったのだろう。

そんな時に、前に野球のコーチをしてもらったことのある方から、息子に夏休みのサッカー大会での助っ人の打診があった。そちらのチームも夏休みはメンバーが揃わず、楽しみにしていた大会に出られるかどうかの瀬戸際だった。同じような境遇を味わった後だけに、二つ返事で協力を承諾した。サンディエゴという場所も魅力的だった。主要レギュラー選手が、何人か欠けていることもあって、結果より楽しみに行くというノリも、私たちを気楽にさせた。それにしても、我々の街は、夏休みは子供たちの集まりが悪い。子供の人口がやたらと多いくせに、一体、どんな街なのかと呆れる。外国人が多いからか、アメリカ人でも他州出身が多いのか、夏は皆さん帰省や旅行に出かける人が異常に多いのかもしれない。

息子は5歳から8年間サッカーをしている。とは言っても野球がメインのスポーツなので、二つあるサッカーリーグのうちレベルの低いほうのリーグで適当に楽しんでいた。ところが過去2年連続して弱小チームに割り当てられ1勝もしていなくて、超お気楽な息子もさすがに腐っていた。シーズン終了後のオールスターチームのリーグを楽しみに、シーズン中は、諦めて我慢していたのだ。助っ人を頼まれたチームは、レベルが上のリーグだ。一生懸命サッカーをする子が集っているので、練習からして違うし、試合でも皆よく走る。今回思ったのは、やはりスポーツはレベルが高くないと面白くないということだ。試合で負けても平気な顔をしているチームで、一人悔しがっている息子を見慣れていたが、レベルの高いチームの子供たちは練習をしている分、負けると本当に悔しそうだった。助っ人が三分の一を占めるチームでは、予想通り予選リーグでの敗退となった。でも、息子は自分より上手な子がいるチームでプレーできて楽しかったようだ。結局、そのコーチに熱心にスカウトされて、今秋のシーズンは、そのチームの一員としてレベルの高いほうのリーグでサッカーをやることになった。家内は、これ以上忙しくなってどうするのと呆れていたが、本人がスカウトされて、天までホヨホヨと舞い上がってしまっている以上、ダメとはいえないのである。結局、週二回の練習を週一回しか参加できないことを了承することを条件にチームに入ったのだ。

予定通り、予選リーグ敗退となったお陰で、サンディエゴではシーワールド、レゴランドと遊園地を満喫して帰ってきた。サンディエゴ往復の車の運転も思ったほど疲れなかった。最近の私は、息子のバッティング・ピッチャーをしているせいもあって、それぐらいではへこたれないのだ。と言いたい所だが、実のところ体はあちこちと痛い。先日、ゴールキーパーの練習をしたいからサッカーボールを蹴ってくれと息子に頼まれた。「お父さん、サッカーボール蹴れるの?」という愚かな息子の誠にふざけた質問に「馬鹿タレ!お父さんの稲妻シュートにびっくりして腰を抜かすなよ」と大見得を切った。私も、中学に野球部がなかったので、しょうがなくサッカー部に入り副キャプテンをしていたのだが、あまり上手とはいえなかった。それでも一応サッカー部だったのだからボールぐらいは蹴れる。男として、父として息子になめられる訳にはいかない。嫌な予感がしたが、十分ウォームアップをしてから、軽く稲妻シュートをお見舞いしてやった。「お父さん、結構上手じゃない」という息子の賞賛の声が遥か遠くに聞こえるほど、ズキーンと鋭い痛みが右大腿部に稲妻のように走った。思わず顔をしかめながら、これが本当の稲妻シュートだと思った。「お前相手には、左足で十分だ!」と、その後は左足で蹴ったのだ。

このように毎週、息子の野球やサッカーの練習に付き合うせいで身体のあちこちが傷む、今年はゴルフどころではなくなったしまった。大好きなゴルフも今年は休業状態だ。息子のスポーツの練習に付き合うのも今年か来年までだろう。もうそれ以上は付き合いきれない。最近投げるボールも速くなってきて身の危険を感じるほどだ。いくら私が男の見栄で、やせ我慢をしても通用しなくなるのだ。クリニックで毎週必ず他の先生にみっちり治療してもらっている。だから息子の練習に付き合えるのだ。私の運動能力を支えているのはカイロプラクティックなのだ。残念ながら、昨日は稲妻シュートを封印したが、バッティング練習では、見本を見せてやるぞと言って、思いっきりかっ飛ばしてやった。腰を傷めず打てるのもカイロのお陰だ。父親の威厳を保つにはカイロ無しには考えられないのだ。スポーツ三昧の息子や娘の身体も頻繁に治療して運動能力を高めると共に怪我をしないようにカイロでケアしている。皆さんも、是非カイロで運動能力を高めてスポーツを楽しんで欲しい。でも男のやせ我慢は、本当に危険なので程々にしなきゃなと思うのである。

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