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2008年4月 「メジャー」

4月といえば私の大好きなプロ野球シーズンの開幕だ。今年は地元のSFジャイアンツもオークランドA’sも前評判はあまりパッとしないものの、若手の選手がたくさん出てきて新鮮味はある。そんな中でジャイアンツの藪選手が開幕ベンチ入りを果たしたことは本当に嬉しいことだ。数年前に日本からオークランドに入団した時、ファン感謝デーに息子がサインを貰った。その後しばらくメジャーから離れていたので年齢的にも引退したのかなと思っていたら、いきなりの復活だ。今年40歳でメジャー復活なんてカッコいいじゃないかと感動した。同じ40代の我々一般人や30代のプロ野球選手にも勇気と希望を与える素晴らしい偉業だ。是非とも今シーズン通して大活躍して欲しいと願っている。

このコラムでも、ここ数年息子の野球の話題が度々出ている。その息子も今シーズンからリトルリーグを卒業してポニーリーグという13歳と14歳のリーグに上がった。リトルリーグに比べると、ルールも本当の野球らしくなってきた。それなりに頑張って早速レギュラーポジションを獲ったものの、高校に入っても野球をしたいという割にはあまりやる気を感じさせない。そんな息子に業を煮やした私は息子のモチベーションを上げる妙案を思いついた。大体子供というものは漫画に影響を受けやすいものだ。「アッタックナンバーワン」を観れば猫も杓子もバレーボールをしたくなり、「エースを狙え」を観れば岡ひろみのようにテニスをしたくなるのだ。私だって子供のころは、「巨人の星」を見ては、夜空を見上げながら大リーグボールをあみ出すのに忙しかったものだ。また「侍ジャイアンツ」を見てはエビ反りハイジャンプ投法の真似で体がおかしくなったり、「ドカベン」を読んでは母にでっかい日の丸弁当をねだって作ってもらい野球の練習に行ったりしたものだ。子どもはとても影響されやすいのだ。

そこで、今一歩やる気がない息子に何か野球の漫画を読ませてモチベーションを高めさせようという作戦を考えついたのだった。「ドカベン」か、それとも「プレイボール」がいいかと悩んでいたが、あまりにも古いので「タッチ」ぐらいにしておこうかと思った。でも「タッチ」はちょっと恋愛の色が強すぎて軟派すぎるような気がした。大人になってマンガなど読まなくなったので、最近のマンガ事情にはめっきり疎くなってしまっていた。そんな話を患者さんとしていると、最近は「メジャー」という野球マンガがアニメ化もされて人気があるということを教えてくれた。それも熱く燃えるストーリーだというではないか、これこそ私が求めていたものだと確信した。その日のうちに日本のヤフーオークションにアクセスして「メジャー全65巻プラスキャラクター名鑑」というものを早速安く落札した。ちょうど家族が春休みに日本へ帰国する予定だったので家内の実家に郵送してもらっておいて息子にアメリカに持って来させたのだった。

これで息子もまんまと私の術中に嵌って「メジャー」を読んでフツフツとやる気が湧き出て一生懸命に練習すること間違いなしだ。この計画は完璧だと思った。しかし、まんまと嵌ってしまったのは息子ではなく、久しぶりに読む野球マンガの世界にすっかり魅せられてしまった私自身だったのだ。マンガというものは読み始めたら止まらないもので寝る前に読み始めるともう止まらない。なんせ全65巻だ。不覚にも連日寝不足である。読んでいると熱くなってついもう一冊と手が伸びてしまう。厳しい地獄の特訓のシーンなどあると「やっぱ、これぐらいやらなきゃダメなんだよ」と興奮して息子に言うと「そんなのマンガの世界だけだよ」と真にごもっともな答えが返ってくる。私が子供のころはマンガの中の狂気の沙汰のような練習法を必ず仲間と一緒に真似したものだ。息子はそんな馬鹿をするには少し大き過ぎるのだろう。でも、どうせ野球をやるなら野球馬鹿になって欲しいものだ。

野球馬鹿の集まりであるアメリカのメジャーリーガーの多くはカイロプラクティックの治療を受けている。それはケガの治療だけでなく、体の機能を高め身体能力を充分発揮できるようにする目的のためだ。野球選手だけでなく、アメリカのトップアスリートの多くがカイロプラクティックの治療を受けている。そして、私はトップアスリートだけでなく子供や高校生や大学生、そして大人もカイロで身体能力を伸ばして欲しいと思う。私が息子にやってやれる一番大切なことはマンガを読ませることではなくカイロの治療をしてやることだと思っている。それによって体調を良くしてパフォーマンスアップをすることはもちろんだが、ケガをしにくい強い身体にしたいと思っている。背骨の動きが悪くて、身体能力が充分に発揮できるはずがない。考えればすぐに判ることだ。背骨がキレイに動いて機能すれば、神経の流れも良くなり筋肉の動きも良くなる。スポーツを真剣にしている人でカイロの治療を受けていない人は、愚かだと思うのである。アスリートは絶対にカイロの治療を定期的に受けるべきである。成績が必ず伸びるはずだ。

私は数多くのアスリートを診て来た。あまり知られていないがアスリートに意外と多いのが頭痛もちである。肉体的に過度の負荷を掛けるために背骨の中でも一番細く弱い首の頚椎には余計負担がかかる。結果として頚椎の歪みへとつながり慢性的な頭痛もちへと発展するのだ。このタイプの頭痛はカイロプラクティックで早期治療すれば、ほぼ間違いなく解消する。頭痛だけでなく首の治療による付随的作用で神経の機能が向上し身体能力が充分に発揮できたり、頭がスッキリして勉強や仕事もはかどるようになるのだ。もちろん頭痛はアスリートだけでなく一般の方でも苦しんでいる方が非常に多い。その中でも頚椎に問題があって起こる頭痛はもっとも多い種類の頭痛である。ということは頭痛の大半はカイロの治療が非常に有効だということになる。特にコンピュータを長時間覗き込むようにしてマウス操作やタイピングをしている方は頭を前方に突き出し背中を丸めているので首に掛かる負荷が倍増する。物理的に頭痛、肩こりが出ないほうがおかしい。世の中は頭痛で苦しむ人が本当に多いのだ。鎮痛剤に頼るばかりでなくて、頚椎の治療をして頭痛を克服して欲しい。

頭痛というものは辛いもので、一度鎮痛剤を服用し始めると次第に使用量が増えていく。そして日常的に薬を服用するようになり鎮痛剤依存症になってしまうのだ。常にケガで苦しむアスリートの中にも鎮痛剤の依存症は多いのだ。バックの中に鎮痛剤を持ち歩くようになったら、もう危険信号だ。鎮痛剤で原因は治らない。痛みが出れば鎮痛剤を服用すれば良いと思っていると大変なことになる。症状を抑えるだけでなく原因にも目を向けなければならない。頭痛の一番の原因は、頚椎の問題だということを認識して欲しい。頚椎の歪みや引っ掛かりを直すことが出来るのはカイロプラクティックだけだ。カイロプラクティックで頭痛を解消してすがすがしい毎日を送って欲しい。

うちの息子にも40歳になろうというのに努力をしてメジャー復活を果たした藪選手の野球に対する熱い思いを見習って欲しいと思う。息子にはメジャーは無理だろうが、少なくとも子供のうちは遠慮せずに大きな夢を持って精一杯頑張って欲しいと思う。子供の親なら皆さん同じような気持ちだと思う。すべての子供、すべてのアスリートに是非カイロプラクティックで、より健康によりアクティブに活躍して欲しいと願っている。

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