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2007年8月 「カラダの手入れはしなきゃいかん」

八月、夏休みの真っ只中、皆さんいかがお過ごしだろうか?我が家は子供たちのイベントに追われて親はやや疲れ気味というところだろうか。とはいうものの日本の夏に比べればはるかに過ごしやすいベイエリアの夏で快適に過ごしている分、文句を言えた筋合いではない。日本は台風に湿気に大変だな~とインターネットでニュースを見ながらのんびりできるのもベイエリアだからこそ出来ることだ。爽やかな夏に感謝しながら毎日を過ごしている。

先日、私の担当の編集者の方が社長に昇進されたので、仲間と企んでサプライズ・パーティーを東京で開いた。そのご本人はもちろんパーティーに参加する40~50名の方も私の登場を知らないというダブルのサプライズ・パーティーだった。企画段階から秘密裏に日本の幹事二人と綿密に計画し、まずはアメリカにいる私からの祝いのビデオレターを作り、それを会場で皆さんに見てもらい、直後の花束贈呈のときにビデオレターのそのままの格好でいきなり入場してくるという仕掛けだった。秘密裏にことを進めるということは非常に気を使い、苦労するが、同時に皆を驚かせるという楽しみもある。大掛かりなサプライズ・パーティーの割にはうまくことが運び、会場全体が驚きでおおいに盛り上がった。私の苦労も報われたのだった。

サプライズもこれだけ多くの人数を動員すると普通は必ずばれるものである。誰かしらドジを踏むものだ。今回のご本人も後で考えると何かおかしいと思ったこともあったが、多くの方が毎日のように顔を合わせるのによくもおくびにも出さなかったものだと感心していた。集合時間もご本人登場の30分前で、皆でリハーサルを入念に行い、クラッカーを鳴らすタイミングもバッチリのはずだった。ところが本番は予想通り数人が焦ってフライングをして早く鳴らしてしまったようだ。いつでもタイミングを外す人というのは存在するものだ。私は会場の隣のカフェバーの奥で息を潜めて誰にも見つからないように一時間も前から眠さと戦い、ビールをチビチビと飲みながら携帯電話で会場内の幹事と連絡を取りつつ登場のタイミングを計っていたので、ご本人の最初の驚きようは見られなくて残念だったが、後でその様子をビデオで見せてもらった。

私が登場したときの会場の盛り上がりは最高潮に達し、私を十分満足させるものだった。そうでなければ困る。アメリカから仕事を休み、高い飛行機代を払って駆けつけたのだから。もちろん私が大変お世話になっていて大好きな出版社の方のためなら喜んで参加するのだが、それだけでは勿体ないのでこのような企画をさせていただいた。私はこのパーティーのためだけに帰国したので、日本滞在はわずか23時間だった。幸運だったことは飛行機の座席がエコノミーでほぼ満席だったのにもかかわらず、なぜか私の横は空いていたということと飛行機が予定より行きも帰りも早く着いたことだ。それに加え猛暑を覚悟で行った東京が台風の直後で大変涼しく過ごしやすかったことだ。ただ、ひとつ焦ったことは新橋の飲み屋街にあるホテルにチェックインして、会場に出かけようとホテルをたった一歩出た時点で既にパーティー参加者の一人に見つかってしまったことだ。「岡井先生じゃないですか!」と呼びかける声に振り向いた私は一瞬高校時代のイケナイ私に戻ってしまい、その方をきつく脅して誰にも言わないようにしっかりとお願いした。隠し事は出来ないものだ。凍りついたその人をその場に残し、また誰かに会うといけないので電車で会場に行くのを止めてタクシーにした。

23時間の滞在でとんぼ返りはカラダの疲労が強く、帰りの便は食事もせずにサンフランシスコ到着まで寝てしまった。きっといびきをかいていたに違いないが、疲れていたのだからしょうがないだろう。だけどヨダレは垂らしてもばれないようにしっかりとマスクを装着して対策を施していたので安心して寝むれた。時差ぼけになる前に帰ってきたのでその点は楽だったが、そのとき改めて思ったことは、私の患者さんの多くの方が毎月どころか月に何度も出張をこなしているということだった。彼らは出張の前後には必ず治療に見えて体調を整えている。そうでないとカラダがボロボロになって仕事にならないのだそうだ。当然だろう。先生のおかげで仕事が出来ちゃうから余計忙しくなってしまうんですよと褒められているのか文句を言われているのかわからないことが多い。

少なくても言えることはハードスケジュールで働くビジネスマンにとってカラダの手入れは必要不可欠だということだ。いや、ビジネスマンだけではないだろう。人間なら誰でもカラダの手入れは必要なのだ。私のところに来る患者さんの多くが、限界を超えてカラダを壊してからやってくる。そして治療を受けると、しみじみとカラダの手入れの必要性を感じたと言うのだ。私自身もよくクリニックの若い先生たちに治療してもらうが、治療をしてもらうたびに、カラダが手入れを必要としていることを実感する。そして、カラダの手入れをすることを知らずにいる大勢の人々にその必要性を分かってもらいたいと切望するのだ。

痛くないイコール悪くないと誤解している人がどれだけ多いことか。痛みが出たときは手遅れだと考えないのだ。自動車をよく知っている人ほど、こまめに手入れをして最高の状態で走らせるように、カラダを理解している人ほどこまめに体の手入れをして健康管理に気を使うものだ。肩がこったことがない、どこも痛いところが無いと言い張る方のカラダを触診すると悪いところが無いどころか、悪いところだらけという場合が殆どだ。自分のカラダの悪いところを知りたくないという恐怖感に勝てないのだ。いつ壊れるか分からない状態で綱渡りのように生きている方がどれだけ多いことか。カラダってこんなに軽いものだったんですねというコメントを何度耳にしたことか分からない。なぜ我慢するのだろう。治療が怖いという人もいるだろうが、カラダを壊すほうがもっと怖いのではないだろうか。

もっとアクティブに、もっと元気に、もっと痛み無く生活できるのに、なぜそのように生きることを選択しないのだろう。痛みがあれば鎮痛剤を飲めば良いと本気で思っているのだろうか。なぜ痛くなるのだろうと考えないのだろうか。問題が悪くなってから治療すれば痛いし、治りも遅いし、治療費もかかる。それより怖いのは背骨からは内臓や免疫力を左右する神経がたくさん出ていることだ。硬い背骨の間から出ているそのような神経が弱れば内臓も調子が悪くなるし、免疫力も低下する。そんな状態が長引けばどのような結果になるかは想像に難しくない。カイロプラクティックは痛みだけのためではない。もっと根本的にカラダが中から健康に機能していくのに有効なのだ。

疲れたカラダを労わり手入れしてあげることは必要なことなのだ。子育ても、仕事も大変な重労働だ。いや、生きるということは重労働なのだ。少しでも体調良く軽いカラダで、すっきりした頭で生活することを選択してみてはどうだろう。私たちは喜んでそのお手伝いをさせていただく所存だ。

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