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ベイスポ2013年11月号「夢見る老後」

 11月です!毎月毎月、飽きもせず時が過ぎるのが早いと呆け老人のように書き出している自分が情けなくはあるものの、やはり早い。もう11月ですよ。楽しいハロウィンも終わり、サンクスギビングとクリスマスが瞬く間にやってくるのです。そして、気付いたときにはカレンダーが2014年になってしまっていたりするのです。あ~怖い。ベイエリアの皆さん、そんな慌ただしい季節ですが、お元気ですか~!「全ての人にせぼね検診」を目指す炎のカイロプラクター、ドクター岡井です。

 日本ですと今頃は紅葉がきれいな季節でしょう。ベイエリアでは残念ながら爽やかな夏を満喫できる代わりに楽しむことのできないのが紅葉です。でも、拷問に近いような酷暑の夏を過ごす位なら、紅葉を見れないぐらい我慢するというのが私のスタンスです。私が紅葉の素晴らしさを軽視しているわけではないのです。長い苦しい日本の夏に比べ、美しい紅葉はほんの2週間ばかりです。私がアメリカに来て初めて暮らしたボストンでは、少し郊外に行けば息を飲むような美しい紅葉の中を贅沢にドライブできたものでした。少し日が傾きかけた時間帯は日の光が綺麗に色付いた木々の葉を通して不思議なプリズムを生むようで更にその美しさはグレードアップされ、私のような無粋な男までも魅了してしまうほどでした。その頃は私も十代の美しい青年であったと想像してください。知らない間に、あっという間にすっかりオッサンになってしまいましたが、その頃はまだヒゲも薄くキリッとしたものでした。

 若い頃は自分が歳を取って結婚し、子供をもうけ、中年のオッサンになるなんて想像も出来ませんでした。今の自分がその頃の親の年齢になっているのです。学生時代の同級生と久しぶりに会って飲むときなども、二十代は仕事の話や将来の夢、そして彼女の話題などでした。それが三十代も後半になると皆で飲むとき、まずは健康診断の数値の話に始まり、飲んでる薬の自慢話、そして子育ての話などに変わってきました。厄年をすぎた頃になるとよく効く育毛剤の情報交換や老眼の悩みや白髪が増えたという愚痴が多くなります。そして五十を目の前にすると子供たちが大学に入って子育ても一段落と思ったら親の介護の話です。先日も東京で中学の同級生が四人集まって久しぶりに飲みましたが、そのうち二人の父親が痴呆症でもうどうしようもなくて母親が介護で苦しんでいると言っていました。私はその二人のお父様も知っていて、それはとてもしっかりとした優秀な会社員だった事を覚えていますので今のお姿が想像できません。自分の父は71歳で亡くなってしまって早すぎると悲しい思いをしたけれど、もし父が長生きして痴呆症になってしまう姿を見るのもそれは辛いことだなと複雑な思いになりましました。

 そんな私の今のヒーローは日野原重明先生です。実は十年前に「生き方上手」という本を読んで以来のファンなのです。御年102歳にして年に何度も海外に出かけて講演などをこなし、現在も聖路加国際病院の理事長としてホスピスで回診もしているというスーパーマンです。実はこの日野原先生が先月ベイエリアに講演に来られたのを聴きに行かれた方も多かったのではないでしょうか。私もレッドウッド・シティーのぺニンスラ・フリーメソジスト教会での講演会に仕事が終わった後に大急ぎで駆けつけました。素晴らしいお話の後に握手をしていただき一緒に記念写真まで撮らせていただきました。日野原先生を見ていると歳をとるのが楽しみになってきますから不思議です。自分がどんなスーパー爺さんになれるか想像するだけでも愉快です。

 私は日本で講演をするときなどに自分の夢についての話をしますが、その中でも自分の死に方の夢について話します。私は自分がどのように最後を迎えるかということにも夢を持っています。それはそれは誰もが羨むような素晴らしい最後です。しかし、その夢を叶えようと思ったらそれまでの生き方が重要なのです。ゴールから逆に自分の人生を観ることでどのように生きていかなければならないかが分かってくるのです。私の夢の人生の最後は、それまでに幾度となく達成しているはずであるゴルフのエイジシュートをして息子を叩きのめしてご機嫌で帰宅し、週末に集まった家族団欒で大好物のカレーライスを食べて、皆で大いに笑い話をしたあとほろ酔い気分で家内と就寝し、朝起きたらにやけた顔で眠るように死んでいるというものです。そして、地域では名物先生が亡くなってしまったと爺さん婆さんから子供たちにまでに惜しまれるという筋書きです。「まぁ、岡井先生、昨日まであんなにお元気だったのに!」と近所のおしゃべり好きの奥様方に話題を提供したいのです。

 目標は縁起の良い88歳、米寿での招天です。この夢を叶えるためにはまずは健康で長生きでなければなりません。ゴルフでエイジシュートというのは自分の年齢以下のスコアでプレーすることですから、ゴルフがしっかりとプレーできるほど健康でなければならないのです。そしてゴルフの腕も更に磨かなければなりません。もちろん痴呆症になっている暇はありませんし、患者さんの診療も続けるのです。地域の皆さんに愛されるためには更なる努力が必要でしょう。子供たちが無事に成長できるように見守り、新たな家族を増やしてくれる事を祈らなければなりません。そして何よりも私を隣で寝こけたまま看取る大役を果たさなければならない家内には呆けずに健康に私より長生きしてもらわなければならないのです。まさに壮大で素晴らしい人生計画を持っているのです。

 ところがです。そんな私の完璧なまでの人生計画が揺らぎ始めたのです。それは日野原先生のお姿を拝見てしまったからです。102歳であんなに元気なら、自分も百歳、センチェリー、一世紀生きてみたいなという欲がムクムクと湧いてきたのです。もちろん病気で苦しんだり痴呆症になっては困ります。まだ計画を変更するかどうか思案中です。私もまだまだ悩み多き年頃のようです。どちらにせよ一番大切なのは健康にアクティブに長生きするということです。そのためには今から健康に気をつけなければなりません。人間とは愚かなもので今の自分や現状がずっと続くかのような錯覚に陥るものです。ティーンだった頃、自分は何でも分かっていたつもりが大人になって思い返せば自分は何にも分かっていなかった阿呆なガキだったことが分かるように。20年後に「五十手前のあの時から慢心せず健康に気をつけとくんじゃった」と同じように後悔したくないと思っています。ですから現状に慢心するのではなく、40年後を見据えて健康を考えなくてはなりません。

 私は現在比較的健康で薬も飲んでいなければ、裸眼で生活し、活発に活動できていますが、若い頃とはっきり違うのは無理をしなくなったということと予防をより重視するようになったことです。そして、薬よりもサプリ、サプリよりも食事と気をつけています。幸いにも家内が私以上に気を使って食事の用意をしてくれ、食べ過ぎになりがちな私に愛情を持った厳しい目を注いでくれるので助かっています。痛くても我慢してギリギリまで無理をしていると体の中は思ったより深刻な状態になっているのをクリニックで毎日のように目にしていますし、逆に症状にとらわれずより健康な状態を目指して私に会いに来られる方の体の状態の素晴らしさも知っています。最近の私の口癖は「どうせ生きるのなら、健康に楽しく幸せに生きましょうよ」です。痛みや不調を見て見ぬ振りをしたり、薬で症状を誤魔化したりせず積極的に健康管理をしていくべきです。そのために大切なことは食生活、適度な運動、質の良い睡眠、情熱を燃やせる仕事や趣味、笑うこと、愛すること、そして背骨の動きをよくすることで神経の流れを活性化し体のポテンシャルを上げるカイロプラクティックが大切なのです。

 皆さんの壮大で素敵な人生計画を実現するためにも、今からカイロプラクティックで健康な人生をプロモートしてください。そしていつまでも私と共に素晴らしい夢のような老後を過ごそうではないですか。人間は皆いつかは老いて死んでいくのです。それなら出来る限り健康に楽しく幸せに生きていけるように今から行動を起こしていきたいですね。夢のような老後は自分自身で用意していくものなのです。

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