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ベイスポ2013年6月号「腰痛の原因は?」

  ベイエリアの皆さん、お元気ですか?『全ての方にせぼね検診』を目指す炎のカイロプラクター、ドクター岡井です。6月に入り暑い日が増えてきましたね。結局今年の雨季は雨が少ないまま終わってしまいましたね。5月には最後の一降りを期待していましたが、大した雨はありませんでした。この夏は少し水不足が心配ですね。少しでも節水を心がけたいものです。私の家も春先からウォーターレス・ガーデンに改造するために木や芝生類を全部抜き取り、スプリンクラー・システムも取っ払い、乾燥に強いデザート・プラントを植え、石や岩を敷きました。そして電気の要らないソーラーライトなどで装飾し、フロントヤードは自分でもなかなかの出来栄えのエコ・ガーデンが出来ました。お陰様で砂利や石を一輪車で運ぶのも腰が据わって随分と上手くなりました。立派な庭師になる日も近いかもしれません。

  庭作りで一番大変なのは何と言っても最初に更地にするところでした。木や芝生は業者に頼んで抜いてもらいましたが、根っこはそんなにしっかり抜いてはくれません。そこで庭中にはびこる木の根を掘り起こしては抜くという作業をしましたが、始めてすぐにクラクラと気が遠くなる思いになりました。結局は庭中根っこだらけなのではないかという結論に達するのにそれ程時間は掛かりませんでした。四月から日本の大学へ行った息子も三月は最後のご奉公とばかりにぶつくさと文句を垂れながら嫌々ではありますが随分と根っこを掘ってくれました。どうにか根っこを取りきったら、次は地面を掘り起こして均す作業です。Home Depotから地面を耕す機械を借りてくるのですが、これを運ぶのさえも一苦労。息子と二人がかりでどうにか車に積みました。苦労して借りてきた割には、雨が少なく地面が硬くて思ったようには上手くいきません。いくらしっかり水を撒いて準備しても何だか地面が硬くて自然の雨ほどには上手く水が地面に浸透しないのです。それでも頑張って庭を掘り起こすとまたもや根っこにぶつかり、耕すのを休んで根っこを掘ります。そんな地道な作業に没頭していると、これはまさに人生の如しだなと修行僧のように悟りを開いたような気にさえなってくるのです。

  三月の終わりに息子が喜び勇んで日本へ行ってからは、私一人の地道な作業が続きました。家内も娘も下手に手を出すとどこまでも道連れにされて手伝わされると思ったのか、あからさまに我関せずの態度で近寄ってきません。お陰で孤独な世界でより深く悟りを開けるような気がしました。有難いことです。ところで、庭作業で最も気をつけなければならないのはぎっくり腰です。カイロプラクターがぎっくり腰になっては格好がつきません。しかし、私とて人の子、生身の人間です。皆さんと同じく傷めるときは傷めるのです。ですから作業中は腰に作業用の腰のサポーターをしっかりと巻き絶対油断しません。体勢も整え、石を運ぶときも無理せず少しずつ運びます。シャベルで砂利を一輪車へ乗せるときもスタンスをしっかり取りゆっくり左右交互に向きを変えながら作業します。重い石の板を運ぶときも無理せず一枚ずつ運びます。マメに休憩を取って腰を伸ばし、根を詰めないように気をつけます。「後もう少しだから頑張って終わらせちゃおう」などと間違っても思わないことです。根性なしと呼ばれようが、又次回にやろうとあっさり止めます。作業で汗だくですので水をしっかり飲んだ後は、まず腰をアイスパックでしっかりと冷やします。痛くなってからでは遅いのです。先手必勝です。プロ野球のピッチャーと同じです。その後は熱いシャワーで筋肉を緩めてから、ゆっくりしっかりストレッチです。魅惑的なビールに手を伸ばすのはそれからです。お陰様でどうにか腰を痛めることなく今までのところは無事にやっています。バックヤードのほうも7割がた出来ていますが、5月6月は週末のボランティアや日本出張のためになかなか思うようには作業に時間を割けません。その方が体の休養にはなっているのでいいかもしれません。娘の夏休みが終わる前には新しいバックヤードでバーベキューを楽しみたいものです。

  私の腰は今のところ無事ですが、無事ではない方が大勢私のクリニックに訪れます。本当に腰痛に苦しむ方は多いのです。人口の約9割の方が一度は腰痛に苦しむというのですから、私が常々言う『腰は欠陥品』という言葉はあながち間違いとはいえないと思います。腰痛に苦しむ方の中で「何も大した事をしていないのに腰が痛くなったんです。」とはっきりした原因が分からないという方が多くいます。何か重いものを持ち上げたわけでもないし、腰を変にねじったわけでもない、普段通りの生活をしていたのになぜ?というわけです。私も二十年以上この仕事をしてきているのでこのようなコメントには数え切れないぐらい遭遇してきました。床に落ちたペンを拾おうと腰を曲げたら、その場で激痛が走り腰が固まって動けなくなったという人は、どうしてただ腰を曲げただけで激痛を感じたのでしょう?腰を曲げることなど毎日何度も行う動作です。くしゃみをしたら、その場から動けなくなった人は、今まではくしゃみをしても平気だったはずです。何で今回は?ということです。

  お答えしましょう。それは腰がそんな些細なことでも酷い腰痛になるほど傷んでいたという事です。何か些細なきっかけがあれば腰痛が飛び出すほどに腰が悪くなっていたのです。多くの方は痛くないイコール問題がないという認識を持っています。これは非常に危険な考えです。痛みは、耐え切れなくなった体が発する叫び声なのです。中には「痛み止めを飲めば大丈夫だから」とか「日常の作業に支障がないぐらいの痛みだから」と自分の体の問題を認めたくない方がいます。「体に悪いところはないです。」と言い張る方の体を診ると明らかに問題があり、私がポイントを軽く押すと痛い!と叫ぶ方がいます。それは、悪いということですよね。体に問題があるという定義がずれている人ほど危険です。支障がない程度の痛みのときに手を打たないと支障が出るほどの痛みに発展することは想像に難しくないことです。放置しておいても治りません。

  賢明な読者の皆さんは「では、どうして些細なことで激痛が走るほどの状態になるまで腰を傷めていたのだろう?」と疑問に思っていることでしょう。お答えしましょう。実は殆どの方が座り過ぎ、または腰が微妙に丸まった状態で作業していることによって腰を傷めてるのです。「じぇじぇじぇ~!」とNHK朝の連続テレビ小説の海女のアキちゃんのように目を丸くして驚いている方も多いことでしょう。「オラの腰も丸まってっぺ」と思わず訛ってしまうほどに驚きを隠せない方もいることでしょう。そうなのです。解剖学的にみると人間の腰は軽く反ったアーチを描いているのが理想です。さて、今あなたの腰はどうなっていますか?殆どの方が「オラの腰もだぁ~」と腰が軽く丸まっていることでしょう。しゃんと背筋を伸ばし腰のアーチをキープしている人は殆どいません。だから90%の人が腰痛になるのです。そう考えてみれば『腰は欠陥品』とは言い切れないかもしれませんね。使用方法が間違っているだけなのかもしれません。理由もなく腰が痛くなって苦しんでいる方の殆どが、最近座る時間が長かったとか、腰が丸まった状態でずっと作業をしていた人なのです。

  解剖学的に言えば腰に理想的なアーチがある場合は構造的に腰痛になることが非常に難しい安全な位置と言えます。逆に腰が丸まった状態は「腰痛にならないほうがおかしい」というほど危険な体勢なのです。軽い腰のアーチをキープして姿勢よく座るためには姿勢の筋肉が必要になります。筋肉を使わずに楽をしているとその分圧力は背骨や椎間板に掛かっているのです。丸まった腰では背骨の腰の部分が後方へ押し出されてズレてしまっています。このような人にはカイロプラクティックの矯正治療が非常に効果的なのです。腰に軽いアーチを保ち姿勢よく過ごすことは難しいことです。ですから腰の後ろにクッションを当てて座ったり、頻繁に立ち上がって座り方や姿勢が崩れないようにリセットする習慣が大切です。そして傷めてしまった腰は酷くなる前になるべく早く私に会いに来て治療を受けることが最善の対処でしょう。丸まった腰があなたを腰痛の苦しい世界へと導くのです。さあ、今日から腰のアーチを作りましょう!

サンマテオ・クリニック
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