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ベイスポ2013年3月号「風邪か花粉症か」

 ベイエリアの皆さん暖かくなってきましたね。皆さんお元気ですか?いつも元気に『全ての方にせぼね検診』を目指す炎カイロプラクター、ドクター岡井です。日本より一足早く春の訪れを感じるこのベイエリアでは、花粉症も早くやってきますよね。花粉症に苦しむ方にとっては春は嬉しいのやら苦しいのやら分からない微妙な季節となってしまいます。私も以前は花粉症に苦しんで辛い思いをしたものです。今は何年も花粉症の薬を使ったことがない程度には症状は軽減されています。薬を飲むと鼻水は止まりますが、眠くて眠くて仕事にならなかったのを覚えています。もちろん時折クシャミや鼻がムズムズすることはありますが、以前のように花粉症を恐れる気持ちはなくなってきたというところでしょうか。

 それにしても、あの花粉症の苦しさとは一体何なのでしょう。あの例えようもないようなどうしようもない鼻の奥に湧き起こる掻痒感はまさしく拷問のようで、人前でも構わず指を鼻の穴奥深くまで突っ込み掻き毟りたくなるような衝動に駆られます。それをどうにか理性と羞恥心で無理やり押さえ込みグッと我慢するのです。でもやっぱ無理~と隠れて控えめに鼻の粘膜を指先で掻いた時の一瞬の快感は何物にも代えがたいものです。ところが花粉症のむごいところは、その一瞬の快感の後に痒みは治まるどころか怒涛のように押し寄せ玄界灘の荒波のように激しさを増すところです。痒さに負けて掻き続ければやがて鼻血ブーは避けられません。思春期の子供じゃあるまいし、大人になって人前でティッシュを鼻の穴に詰めるのはいささか格好が悪くはばかられるものです。なんとも悩ましいものです。

 一時の快感に酔って調子に乗って鼻を掻いたり鼻をかんでばかりいると、鼻の粘膜は充血しますます腫れあがって呼吸が苦しくなり鼻づまりで鼻が二倍に膨れ上がったような気がするものです。この鼻を切り取って新しい鼻と交換できないかと思ってしまいますが、冷静になって考えればとても無理な話です。しかし、そのように常識人の理性さえも平気で奪い去ってしまうのが花粉症なのです。本当に怖ろしい話です。ですから過剰防衛軍が群れをなす日本社会では芸術的ともいえる花粉症対策マスクが開発されます。花粉症の季節になると満員電車からマスクをつけた人の群れがいっせいに吐き出されるのを目にすることが出来ます。アメリカに暮らす人から見ればある種異様に映る光景も日本では当たり前のものとして定着してきました。アメリカではマスクをすると一気に周囲から警戒されて迷惑がられるのであの魅力的なマスクを付けようにも付けられません。家の中でこっそり隠れて装着しても、外気の中で威力を発揮するものなので虚しさが増すだけです。ご近所さんに保健所に通報されるのを覚悟であのマスクを家族で装着するべきか悩んでいる方はたくさんいるはずです。残念ながら私にはそのような勇気はありませんでした。私のクリニックへもマスクを付けられないせいか花粉症で苦しむ方が多くみられます。そこに面白い傾向を発見したのです。
毎年この季節になると風邪と花粉症が同時に流感し始めます。日本から来られたばかりの方や今まで花粉症にかかったことがない方は、風邪なのか花粉症なのか分からずにいる方が多いのです。日本での花粉症とは時期も違うしベイエリアはスギ花粉もないので風邪だと思ってしまうのです。今まで花粉症になったことがない方は自分だけは絶対に花粉症にならないと信じているので、私がそれは花粉症ですねと指摘しても「私は花粉症なんてないです!」とその事実をなかなか認めようとはしません。お気持ちは分かりますが、花粉症の方は皆さん生まれつき花粉症だったわけではなく、あるとき突然クシャミを連発し風邪かと思ったら実は花粉症だったという経験者ばかりなのです。

 風邪だと思ったのになかなか治らない方、風邪薬が効かない方は要注意です。花粉症の可能性大です。風邪だと勘違いするのは、鼻水だけでなくのどが痛い、咳きが出る、頭が痛いという症状のためです。しかし熱はないのでおかしな風邪だと思いながら風邪薬を飲み続けるのです。アレルギーで鼻水が出るとそれは気づかないうちに喉にも流れていて喉の粘膜を傷めます。又花粉が喉や気管の粘膜を刺激してしまうことも十分にありえます。又、鼻づまりはサイナス(副鼻腔)という気圧を調整する顔の骨の空間の出入り口をふさいで炎症や頭痛の原因となります。花粉症でも風邪と似た症状が起きるのです。何を隠そうこの私自身が大学生の頃に鼻風邪が治らないという経験をしました。自分が花粉症だなんて思ってもいなかったし、無知でもあったので二週間も風邪が治らないなんてどうしたんだろうと苦しんでいました。当時ボストンには日本人の医者もいなかったので様子を見ていましたが、やがて目やにが出始めて目が開かなくなってきてようやく病院に行ってアレルギーだと分かりました。アレルギーの薬を服用したら数日で改善されたのでした。以来、大学時代はアレルギーの薬に頼りきっていました。不規則な生活と偏った食事の若者にはアレルギーの薬はよく効いて便利でしたが、だんだん薬が必要な頻度が増えてきたのは気になっていました。しかし、苦しいので次第に強い薬へ救いを求めます。アメリカにはご丁寧にマキシマム・ストレングスなる強力な物まで用意してくれていて依存症へとスムーズに導いてくれます。気づけばアレルギーの薬が手放せなくなっていました。

 縁あってカイロプラクティックの道に進むことになり、カイロプラクティック大学に入学し勉強するにつれて色々な知識が頭に流れ込んできて食事や休養の重要さ、カイロプラクティックによって免疫力が上がる事実を知り、薬を飲まなくてもいいまでに改善されました。ところが家族を持って自分のクリニックを開業した頃に又花粉症が酷くなりました。一人で開業したのでカイロの治療を受けることが出来ないのと、仕事や子育てなど多忙で疲労が溜まっていたこと、そして食生活が贅沢になったことが原因だったと思います。やがてアソシエートドクターを雇えるようになったら、又毎週カイロの治療をお互いにするので体調もよくなり、市販のビタミン剤やヨーグルトなどで食にも気をつけるようになったら次第に花粉症が軽減し薬を飲むことはなくなりました。今でもある種の花には敏感に反応するもののクシャミをするぐらいで長く苦しむことはなくなりました。家内が気を使ってくれる食生活や睡眠、サプリ、十分な水分摂取、そしてカイロのお陰です。

 風邪も花粉症も疲れが溜まっていたり、体力が落ちているときにより発症することは皆さんも十分理解していることでしょう。だけど、その対策は?と訊くと殆どの方が大したことをしていないのが現実です。健康より仕事を優先させれば体調を壊すのは当然です。仕事をしっかりするためにも健康でいなければなりません。多くの方が、もうどうしようもないという状態になるまで我慢しますが、どうせなら普段から体調管理に気をつけて元気に活発に過ごした方が賢くないでしょうか。毎日元気で生活できるということは一番幸せなことです。疲れていては気持ちもネガティブになるし、情緒不安定にもなり、知らずに回りに迷惑をかけてしまいます。カイロは腰痛や頭痛だけのものではありません。この春からカイロでしっかり体調管理をして元気に楽しく生活しませんか?岡井クリニックでは「家族みんなでカイロプラクティック」を掲げてお年寄りから乳幼児までの健康管理のお役に立てるように頑張っています。子供づれの治療も大歓迎ですので、小さなお子さんをお持ちのお母さんも遠慮なくお越しください。この春、皆で元気になって風邪や花粉症をふっ飛ばしましょう!

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