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ベイスポ2013年2月号「鎮痛薬の恐怖!」

ベイエリアの皆さんお元気ですか?『全ての方にせぼね検診』を目指す炎のカイロプラクター、ドクター岡井です。サンフランシスコ・ジャイアンツに続き49ersまでスーパーボウルに優勝(一場さん、スーパーボウルで負けた場合は「大躍進」に変更お願いします。いやそんなことは絶対にありません)でベイエリアも大いに盛り上がりましたね。本当にスポーツファンにとってはたまりません。一月の前半はベイエリアにしては少し寒さが厳しかったですが、だんだんと暖かくなり朝のゴルフも楽になってきました。これからジャイアンツがキャンプインするし、シャークスやウォーリアーズも頑張っていますので楽しい一年になりそうです。

スポーツというものは人間の面白い一面を引き出してくれると常々思っています。スポーツ観戦の時に普段冷静な方が大声で怒ったり、野次を飛ばしたり、歓喜に飛び跳ねたり、見知らぬ人とハイファイブをしたり、抱き合って喜ぶ姿は不思議としか言いようがありません。街で知らない人同士が何度も手を合わせて喜ぶなんて事は絶対ないのに、スタジアムではそれが当たり前で許されるのです。感情を公然とあらわにしても許される場なのですね。だからストレスも発散できるのでしょう。そんな特別な状況では、その人の本当の性格というか素の人間性が見えて興味深いです。人間性が見えるスポーツの代表といえば、それはやはりゴルフでしょう。私もゴルフ暦は二十年を超えるのでゴルフを通じて様々な感情の起伏を経験してきましたし、意外な人の意外な一面を垣間見ることもしばしばです。それは時に滑稽でさえあります。きっと私の同伴プレーヤーも私を見て同じように感じていることでしょう。

私の息子がかねてから日本での大学受験が終わったらゴルフを教えて欲しいと言っていたので、十月に息子が日本から戻って以来、週二回の練習を一緒にしています。ゴルフ初心者の練習ほど見ていて面白いものはありません。それが運動神経に自信のある精神的に未熟な若者の場合は更に面白みが増すことになります。「おじさんがやっている止まったボールを打つといういかにも退屈そうで簡単な作業がスポーツのジャンルに組み込まれていることが理解できない」という世間知らずの愚か者の場合には最高潮に面白みが増していくことになります。このような格好の餌食を見つけるとゴルフおじさんは意地悪にも挑発してゴルフ練習場に連れ出したくなるものです。息子の場合にはこの全てに当てはまる上に自ら教えを請うという無謀な男です。私は来る獲物は拒みはしません。それにしても教えてくれと言う割には、私が一番大切なグリップやアドレスという基本を説明するのを面倒くさそうに聞いています。「分かってる」という分かっていない若者特有の口癖で失礼にも懇切丁寧な私の指導を遮り、サッサと打たせろと言わんばかりの振る舞いです。「それじゃちょっと打ってみろ」と私が言うより早く一カゴ$11もするボールを遠慮もなくパカパカと打ち始めます。もちろんまともに当たる訳はなく、意図して打とうにも打てないような凄まじいばかりの芸術的ミスショットが続きます。自分でもこの現象が信じられないらしくて次第にムキになります。非常に興味深く面白い情景です。挙句の果てに、あまりに思い通りにならないので勝手に一人でプンプン怒り始める始末です。そして、未熟者なりに「これは何かの間違いできっと簡単でいい解決法があるのではないか」と小手先の工夫で短絡的な道を探そうとしますが、やがて現実の厳しさに気付いて落ち込むのです。いい気味です。ようやくゴルフがいかに難しいものかが分かり己の愚かさと未熟さを受け入れたときに、初めて偉大なる父の言葉に耳を傾けるようになるのです。

息子を見ていて思うことは、これは何も息子だけに限ったことでない一般的に見られる人間のリアクション・パターンだなということです。問題が起こるとすぐ安易で短絡的な解決法を見つけようとしますが、大概の場合はここに落とし穴が潜んでいるものです。楽に答えを見つけることばかりに目が行くと根本的な大切な問題から目をそらしてしまいます。本当の原因となっている根本の問題にきっちりと向い合い、そこを解決していかなければ所詮付け焼刃で問題は繰り返し出てくるものです。健康についてもまさにこれと同じことが言えるのです。
私のクリニックへは腰痛や首の痛み、頭痛などで苦しんでいる方が大勢みえます。多くの方が長年鎮痛薬のお世話になっていると言います。「大したことはないんです。痛み止めを飲めばどうにかなるんで」とこの期に及んでもまだ問題を軽視しようとします。カバンの中には必ず痛み止めを入れている方は要注意です。鎮痛薬依存症です。できれば薬は飲みたくないと思いつつも安易な薬に頼ってしまうのです。しかし、鎮痛薬は服用回数が増えれば増えるほど効き目が薄れていきます。最初はよく効いていたのに痛みが取れなくなると量を増やしてしまいます。そして、強い薬、強い薬へと移行していくのです。症状だけに注目するのではなく、なぜ頭痛や腰痛が出るのかその根本的原因にアプローチしない限り問題の解決はないのです。殆どの場合に原因は生活習慣に潜んでいます。生活習慣が体に負担をかけていますので、生活習慣を改善するとともにその傷んだ体を治療し治癒させなければなりません。鎮痛薬には治療効果はまったくないのです。痛みを感じなくさせるだけで、その間に体が自己治癒することを願うのです。

カイロプラクティックは従来の医療とは違う角度から体を診療していくので、時に現代の最新医療では原因不明といわれ苦しんでいた問題の原因が実は非常に単純なことだったりします。レントゲン一枚にしてもカイロプラクターは非常に細かいところまで分析するので、お医者さんから異常無しと言われたレントゲンから簡単に問題を見つけることも珍しくありません。カイロ大学でもレントゲンの授業数は医学部より遥かに多い時間数を費やします。意外かもしれませんがアメリカに初めてヨーロッパからレントゲンを運んできて使い始めたのがカイロプラクターだという話です。カイロプラクティックは体が当たり前に機能するために体を司る神経の流れを整えるのが仕事です。そのために神経の通り道であり、頻繁に神経を圧迫してしまう背骨を正して神経の流れを正常に近づけたいのです。神経の流れが正常であれば人間の身体は非常に調子よく機能してくれますし、身体の回復力も向上します。その当たり前のあるべき健康をプロモートするのがカイロプラクティックの考え方なのです。

私の二十年以上に及ぶ診療経験の中で多くの患者さんが日常的に鎮痛薬を使用していたのをやめることが出来ました。中には交通事故にあって以来二年間毎日鎮痛薬を飲んでた方もいました。時に鎮痛薬は必要なものですが、日常的な摂取は問題があります。服用した薬は肝臓へ蓄積され容易には体外へ排出されないのです。鎮痛薬やコーチゾンを使用するのには十分な注意が必要で簡単に使用するべきではないのです。残念ながら私たちの社会ではそういった薬に対する危機意識が非常に希薄です。薬を飲んでいれば安心といった間違った認識のものとに本当の原因である生活態度や悪習慣を直す気がない人もたくさんいます。症状が出れば薬で抑えればいいという考え方は最悪のものです。原因となっている問題を治すこともせず安易に薬に解決法を求める人が一人でも減ってくれるように、私もカイロプラクティックで皆さんの体の力をもっと上げられるように努力していきたいです。

息子もゴルフの基本がどんなに大切かが分かったようで最近少し上達してきました。もっと素直に私の言うことを聞けばもっと上達するのですが、どうやら親の言うことは素直に聞きたくないようです。ゴルフも健康も安易な方法ばかりを探すのではなく、努力と基本を大切にして本当の強さを手に入れたいものですね。

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