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ベイスポ2013年1月号『事故ッたらどうします?』

ベイエリアの皆さん、明けましておめでとうございます。『全ての人にせぼね検診』を目指す炎のカイロプラクター、ドクター岡井です。新しい年も元気一杯に健康のためになるコラムを発信していきたいと張り切っています。それにしても12月は異常に雨が多い月でした。お陰で私は雨の中で辛いゴルフを何度かする羽目になりました。そんなに辛い思いまでして雨の中でゴルフをするほうがおかしいとご批判の方もいらっしゃると思いますが、そこがゴルファーの悲しい性、なぜだかどうしてもナイスショットを夢見てプレーしたくなってしまうのです。一方、今シーズンは山には雪がたくさんで思いっきりスキーを楽しむぞ!と意気込んでいたスキーヤーたちもあまりの吹雪で滑れなかったということもあったようです。なかなか皆にとって程良く降るというわけにはいかないようです。

雪といえば、先日クリスマスの休暇にアリゾナ州のセドナに家族旅行で行ってきました。セドナの美しい景色とハイキングを楽しんできました。そして、セドナからグランドキャニオンへも足を伸ばしたのですが、あいにくの天候でグランドキャニオンに近づくにつれて吹雪が強くなって視界が悪くなりました。行っても景色は見えないだろうというレンジャーの言葉を聞いてグランドキャニオンのゲートを目前にUターン。久しぶりの雪景色と雪道の運転を楽しんだというところでしょうか。フラッグスタッフからセドナへの渓谷の雪景色は素晴らしく、心が澄み透るような美しさでした。セドナではカセドラル・ロックという見事な岩山を登ったのですが、程よい行程と難易度が登った後の爽快感を与えてくれます。ティーンエージャーの息子と娘も体力は人一倍あるほうなので難なくクリアして思ったより楽しかったようです。家内は家族で一番小柄なため、歩幅が小さく岩場を登るのに大変不利で苦労していました。途中で適度に休憩を要求し、ペースが速いと文句を言いながらも登りきりました。私はゴルフで鍛えた足腰と長い歩幅を生かしてスイスイと登っていきましたが、問題は登り切った後でした。

実は私は高所恐怖症。夢中で登ったのはいいものの、いざ上に登って崖下を見下ろすと足がすくんでしまいました。そんな私を尻目に家族たちは崖っぷちに行って記念撮影。それを遠くから見るだけで落ちるのではないかと肛門から背筋をゾクゾクと嫌な悪寒が走ります。「遠くから見ると崖っぷちで怖いように見えるけど、実際行ってみるとそんなに怖くないよ」というデリカシーのない言葉をそう簡単に信じることなど出来ません。しかし、一方では「ここでビビッてナメられるのも癪に障るな」という思いもありました。ただでさえ危うい家長としての威厳が完全に失落してしまっては示しがつきません。腰が引けた妙な歩き方でソロソロと崖沿いの狭いスペースを進んで崖の先端まで行きました。さすがに立っていると気を失いそうなのでそこに座って遠くからカメラを構える家族に向かって余裕のポーズを作って記念撮影しました。証拠写真を撮れば長居は無用とばかりにサッサと戻ってきました。冷や汗が出ましたが、なんとなく気分のいい達成感がありました。

楽しい旅行もクリスマスの日にアリゾナからサンフランシスコへの飛行機が機体のトラブルで4時間も出発が遅れ、サンフランシスコ着陸時は悪天候でかなり揺れ余計な疲労をしてしまいました。冬場の旅行には仕方がないことかなと自分を納得させ空港からタクシーに乗り込み、フォスターシティーへと運転手のおっちゃんに行き先を告げると、いきなり凄まじい勢いで発車し激しい雨のフリーウェイを爆走し始めたのです。尋常ではないスピードと車線変更に家族は「なぜ?一体何なの?」と事故を起こすのではないかと完全にビビッていました。セドナの崖の上では一番ビビッていた私ですが、この事態を十分予測していたので驚きませんでした。家族に「ドライバーは空港で何時間も順番を待って遠距離の客を狙ってるから近場の客だとがっかりするんだ。だけど、空港出口をチェックアウトして30分以内で又戻ってくると優先されて待たずに次の客を拾えるという仕組みなんだよ。だからフォスターシティーはそれが出来るかどうかのギリギリの境界線なんだよ」と説明しました。でもやはり雨のフリーウェイの暴走運転はかなりのスリルでセドナの崖の上で感じた恐怖感に近いものがありました。

この冬、雨の中の運転で怖い思いをしたのは私たちだけではないでしょう。ここのところ雨が多いせいか、私のクリニックでも交通事故による患者さんが増えています。これまで一年に一度は交通事故に関して書いていたのですが、ふとHPで『カイロの道』のバックナンバーをチェックすると約3年ぶりとなってしまいました。新年早々に不吉なトピックだとお叱りを受けるかもしれませんが、事故は誰にでも起こる可能性があります。そして、その時にどう対処するかで明暗を分けることになります。新年早々皆さんがもし不慮の事故にあった時に最善の対処が出来るように願うのです。アメリカでは交通事故によるムチ打ち症の治療にはカイロプラクティックが一般的です。なぜかというとムチ打ち症による身体へのダメージは筋肉と骨格両方に及ぶからです。

筋肉の痛みとは非常に分かりやすく辛いので、皆さんどうにかしなければと思うものです。そして、筋肉の痛みが取れてくるとあたかも身体が治ったと思うようです。しかし、事故によるダメージは骨格やそれを支える靭帯にまで及んでいるのです。やがて傷んだままの骨格が身体に悪影響を与え始めます。このようにして事故後少し時間を置いてから症状が悪化したり、後遺症や不定愁訴といったものに苦しむことになるのです。この骨格の治療を有効に行うのにベストなのがカイロプラクティックの治療になります。ですからアメリカでは交通事故の治療にカイロプラクティックがもっとも頻繁に用いられるのです。アメリカでは医師の紹介なしに直接カイロプラクターの治療が受けられますので目立った外傷がない場合にはなるべく早めに私のところに来て欲しいと思います。デジタルレントゲンで背骨の状態もすぐ把握できますし、筋肉の物理療法も行っています。これまで二十年間で数千件の交通事故のケースを扱ってきましたのであらゆるタイプの事故による怪我の治療を経験しています。早めに適切な対処をすることで「大したことなかったね」と回復していただくことが目標です。もし、治療をせず放置していたらとんでもない苦しい思いをしていたかもしれませんが、それを未然に防ぐのが一番だと思っています。

事故で大変なのは身体へのダメージだけでなく、精神的なダメージも大きいものです。私と事故直後に話をしただけで安心して楽になるという方が非常に多いです。更に事故後の保険会社とのやり取りや書類の記入が分からないといったこともお手伝いしていますので精神的ストレスをかなり軽減できるようです。諸々のストレスを軽減し身体の治療に専念して欲しいという思いで皆様のお手伝いをさせてもらっています。ですから、交通事故にあったら「きっと大丈夫だろう」と過信して待たずに早めに私のご相談していただきたいと思います。交通事故を早期に対応することがどれだけ大切か長年の経験で嫌というほど見てきました。私のコラムを読んでいただいている方やそのお知り合いの方には是非そのようなことがないようにしていただきたいものです。

もう今シーズンは十分に雨は降ったので新年は雨が少し少なくなって欲しいと思っています。皆さんの交通安全のためにも私のゴルフのためにも切にそう願います。新年がベイエリアの皆様にとって安全で健康で幸せなものとなるように心からお祈りしています。そして、カイロプラクティックでより健康にアクティブなライフスタイルを構築していただけるように私も一生懸命頑張っていきたいと思います。2013年が皆さんにとって最高の一年となりますように。

サンマテオ・クリニック
月:8:30AM~11:00AM
火:2:00PM~4:30PM
水:8:30AM~11:00AM
木:2:00PM~4:30PM(※)
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土:12:00PM~1:00PM
日:休診
(※完全予約制)

サンノゼ・クリニック
月:12:00PM~6:30PM
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水:12:00PM~6:30PM
木:休診
金:12:00PM~6:30PM
土:8:00AM~10:30AM
日:休診