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ベイスポ2012年8月号「ロンドン・オリンピック」

 ベイエリアの皆さん8月ですね。お元気ですか?ロンドン・オリンピックを見過ぎて寝不足になっていませんか?『全ての方にせぼね検診』を目指す炎のカイロプラクター、ドクター岡井です。スポーツ好きの私も毎日テレビの前でリモコンを握り締めチャンネルをこまめに変えながらNBC系の4つのチャンネルを落ち着きなく行ったりきたりしながらオリンピックを観ています。インターネットの動画サイトで日本のオリンピック番組なども観れてつくづく技術の進歩に感謝しています。随分と古い話になりますが私がアメリカに留学したのはロサンジェルス・オリンピックが開催された年でした。初めてアメリカでオリンピック中継をテレビで観てあまりにも日本選手が映らないので怒っていたことを思い出します。ここはアメリカなので当たり前なのは頭では分かっているのですが、観たいものは観たいというところでしょうか。それにしても今回のオリンピック開会式は凄かったですね。何よりも長かった。エリザベス女王まで出演する国を挙げての一大エンターテイメント。007、ベッカム、Mr.ビーンにポール・マッカートニーと超豪華番でした。何気に一番気に入ったのはMr.ビーンで見事に笑いのツボを押さえられてしまいました。「へへへへっ」と笑いながら家内に「お~い、Mr.ビーンが出てるぞ!」と親切に教えてあげたのに、家内にとってはこんな豪華メンバーの中でよりによってそんなものに喜んでいる私の姿の方がおかしく映ったらしく、リモコン片手に「へへへへっ」と笑い続ける私のことを「良かったわね」と笑っていました。

しかし、4年に一回しか開催されないオリンピックならではのドラマは見る人を感動させずにはいられません。勝者の歓喜の涙、敗者の悔し涙、どれも私にとっては金メダルより輝いて見えます。若い頃に比べて私も少しは成長したのか、アスリートの今までの苦労や周りで支えてきたサポーターの気持ちなど様々なことを思い描けるようになって来ました。オリンピックの舞台に立つためにどれほどの犠牲を払って努力してきたことか。それも長い長い年月努力を重ねてようやく掴むことのできる栄光です。その夢の舞台で思うように実力を発揮できずに悔し涙する者、満足のいく結果を残せて喜ぶ者の差はまさに紙一重でしょう。私のような怠け者には絶対に出来ない努力を出来るアスリート達のことを心から尊敬します。スポーツの世界は華やかなだけにとてもシビアな世界でもあります。私もアテネ・オリンピックの米国男子陸上十種競技チームのサポートをしたときのことを思い出します。サンルイス・オビスポにあるトレーニングサイトまで何度も通いながら選手が調整のために出場する大会に合わせてカイロプラクターを派遣するコーディネイトする役割もしていました。間近で見るアスリート達は華やかなテレビの中の姿とは違って痛みや苦しみと必死に戦っている悲痛なものでした。彼らがどれだけの努力をしているかをあらためて思い知らされました。それでもサクラメントのオリンピック最終予選を通過してオリンピック出場の夢を掴むのはほんの一握りの選手だけでした。思ったのはこれは好きでなければ出来ないなということでした。

人間というものは好きなもののためには怖ろしいまでの集中力や根気を発揮できるものです。きっとアスリート達もなんだかんだ言ってそのスポーツが好きで好きでたまらないからそこまで頑張れるのだと思います。実は中には全然苦労を苦労と思わず好きなことを好きなだけ一生懸命やっているという人もいるかもしれません。好きなことには能力を発揮できるものです。ですから私は子供達に将来の仕事は自分が本当に好きなことを見つけなさいと言っています。これはとても難しいことです。仕事は縁もありますし、その仕事に就きたいからといって思い通りに行くとは限りません。世の中、好きなことを仕事にしている人のほうが少ないでしょう。私は自分が好きなことを仕事に出来た幸せな人間です。まさに縁あってアメリカ留学中にアメリカが本場のカイロプラクティックに出会えたのです。日本でのセミナーや講演会で私はよく「生まれ変わったとしてもまたカイロプラクターになりたい」とカイロの先生方や学生たちに向かって言います。世の中にはたくさんの素晴らしい仕事がありますが、自分に合っていてそしてその世界で特別に用いてもらえる幸運はそんなにはないと思うからです。

アスリートを見ていて思うのは大成する選手はやはり自分に適したスポーツを選んだこともあるだろうということです。いくらイチロー選手が素晴らしい野球選手でも柔道でオリンピックに出れたかというと難しいと思います。もちろん卓越した運動神経をもち研究熱心なイチロー選手ですから子供の頃から柔道をやっていれば素晴らしい柔道家になれるでしょう。しかし、オリンピック代表となると話は別だと思います。白鳳が大横綱だといっても素晴らしいバレエダンサーになれたかというと難しいと思います。私も今まで多くのカイロ学生の面倒を見てきましたが、中には正直言ってこの人は向いていないなと思う方もいました。それでも頑張ればどうにか生活していける程度にはなりますが、盛業というわけにはなかなかいかないようです。私から見てこの人は向いていると思う学生の方がどちらかと言うと少ないことを考えるとどの仕事も本当に適している人というのは少数なのかもしれません。

もう一つ最近の一流のアスリートを見ていて思うのは、体の管理にも随分と気を使っているということです。一流になると自分のトレーナーを帯同していたりします。体力気力の限界で勝負するアスリートにとって素晴らしいトレーナーを得ることは大きな成功の要素となるでしょう。特に選手が年をとればとるほど重要な部分になってきます。私自身多くのアスリートを治療して思うのは、体の手入れをしっかりすればパフォーマンスは必ずアップするということです。私自身もインターンに治療をしてもらうと体の動きが違うのが分かります。逆に言うと体の手入れをしないアスリートは愚かだといえます。きっと皆さんもそう思うことでしょう。本気で勝負するなら体の手入れをして万全な体調でパフォーマンスをするべきだと誰もが思うでしょう。でもこれはアスリート限ったことではありません。皆さんにも言えることなのです。皆さんだって会社にとって、家族にとってかけがえのない大切な人です。その人が体のケアをせずに疲れきった状態ではまともな仕事や家庭生活ができないでしょう。いつも元気で溌剌としていれば仕事も上手くいくし、家庭も円満です。

「岡井先生はスポーツ選手の専属カイロプラクターにならないのですか?」と訊かれることがあります。とんでもございません。私は一流アスリートを専門に治療するより職場や家庭で活躍する方々や子供たちを治療することに情熱を燃やしたいと思います。皆さんにアスリート同様に体のケアをすることでどれだけ生活の質が向上するかを知って欲しいと思います。仕事や家事、子育て、そして趣味のゴルフやテニスも体の調子が悪ければ上手くいかないものです。少しケアすれば調子が全然変わってきます。他人のことだと体のケアをすることが良い事なのは明白なのに自分のこととなると皆さん分からなくなってしまいます。いや分かっていても自分のことはつい後回しになっているのでしょう。でも、皆さんの素晴らしいパフォーマンスを期待している人、必要としている人がたくさんいます。是非、ドクター岡井のカイロプラクティックでもっともっと元気に快適な生活を送って欲しいと思います。皆さんのオリンピックは大切な人との日々の生活の中にこそあるのではないでしょうか。そこで周りの家族や職場の方、そして友から金メダルをもらえるように健康になって頑張って活躍して欲しいと願っています。それでは皆さん残り少なくなった夏を元気に過ごしてくださいね。

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