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ベイスポ2012年7月号「体の手入れ」

夏ですね。ベイエリアの皆さんお元気ですか?『全ての方にせぼね検診』を目指す炎のカイロプラクター、ドクター岡井です。毎日のように素晴らしい天気が続くと、やっぱりカリフォルニアは最高だなと思わずにはいられません。少しだけ日本で暮らす家族や知り合いに申し訳ないような気がするのは私だけでしょうか。天気は良いし夏休みだしどこかに出かけたくなったり、新たなアクティビティーにチャレンジしたくなるものです。お母さん方も夏休みは子供たちが一日中家にいるのはとても我慢できないと様々なサマーキャンプに入れるので子供たちも新たな経験をたくさんすることでしょう。私もこの夏は何か新しいことにチャレンジしたいと思うのですが、現実的ないいアイデアが思いつきません。ということは何年やっても一向に上達しないゴルフを一生懸命やることになるのかなという予感がします。

息子も先月から東京の予備校で9月の大学入試に向けての準備という新しい生活のチャレンジが始まりました。今のところ新しい友達や日本での寮生活が新鮮で楽しいようです。受験生としての自覚を持つよりも買ってもらった憧れのiPhoneに夢中になっているかも知れません。これから訪れるであろう暑い暑い日本の夏の洗礼を受けて少しは現実の厳しさをヒシヒシ、いや蒸し蒸しと肌で感じて欲しいものです。騒がしい息子がいなくなって家の中は落ち着きがあり、天敵がいなくなった娘は我が物顔で夏休みをゆっくりマイペースで楽しんでいます。米の消費量は半分以下になり、我が家のエンゲル係数も今までにない記録的に低い値を叩き出しています。洗濯物の量も半分以下になり、音楽を聴きながら夜中までコンピュータを使ったり無意味に長いシャワーを使う者がいないと光熱費や水道代もずいぶんと違ってきます。私も息子を叱るために浪費していた大切なエネルギーをもうちょっと自分のために使えそうです。我が家の省エネ対策はこれでばっちりです。

子供たちが大きくなって節約できるものに時間があります。子供たちに手がかからなくなったというか、勝手に自分たちで行動するようになったというか、とにかく親子一緒に行動をする機会は確実に減りました。そのぶん家内と夫婦二人で出かけることも増えてきました。先日も八神純子さんのチャリティーコンサートがあるというので夫婦で出かけることにしました。八神純子さんといえば私が中学生から高校生に掛けてザ・ベストテンなどの音楽番組で大活躍していた大スターでした。今回は東日本大震災で被害にあった大槌町という街の体育館のステージにあった幕を新調しようというチャリティーでした。震災直後に体育館が避難所として使われた際に寒さと恐怖に凍える被災者のために幕は切り分けられ暖を取ることに使われたのでした。ところが後で分かったことですが、この幕は実は1800万円もする高価なものだったのだそうです。町で唯一の集会所であり体育館でありコンサートホールでもある体育館のステージの幕が止むを得なかったとはいえ切り取られた無残な姿のままでは楽しい場であるべき体育館で悲しく辛い出来事の爪あとを目にするようなものです。どうにか新しい幕をプレゼントしたいと八神純子さんは活動されているのです。LAに在住されて二十数年という八神さんをステージ上で見てびっくり、あの頃より更に美しくなられたのではないかと思いました。当時、私にとってはお姉さまという感じの年齢差を感じたものですが、今となっては他人から見れば確実に私のほうが年上に見えるであろうと認めざる得ません。

待ちに待った八神さんがステージ上に現れ、水を打ったような静けさの中で歌いだすと背筋がぞくぞくするような清涼感と伸びのある歌声に圧倒されました。ふと周りを見回すとかつては男の子女の子だったであろう小父さま小母さま方がまるで少年少女に戻ったかのようなつぶらなキラキラの瞳でステージ上を見つめ、うっとりとその素晴らしい歌声に酔いしれているではないですか。きっと皆さん八神さんの歌声に誘われてあの当時にタイムスリップしているのでしょう。結構なことです。そういう小父さん代表の私も見事に魅せられてしまいました。本当に心から素晴らしいと感じ堪能させていただきました。もちろんチャリティーのほうも喜んで協力させていただきました。私の友人も元SF49ersチアリーダーの方が持つ募金箱に必要以上に喜んで大金を投じていました。八神さんの素敵な歌と大槌町の方々のために少しでも力になれたという喜びに浸り、その日は本当に幸せな思いで頭の中では『水色の雨』が鳴り止まないのでした。

コンサートの翌日、会場で買い求めた八神さんの古いベスト版のCDを聞いていると彼女の歌声が若かりし日のものより今のほうが艶と力強さがあるように感じたのです。これは凄いことです。二十代より五十代になった今、聞く人にそう感じさせるとはそこに並々ならぬ努力があるように思われるのです。そして彼女の肩周りを見るといかにも鍛えているというように筋肉が引き締まっていたのを思い出しました。ボイストレーニングや体調管理に一生懸命励んでいるからこそあの美しさと素晴らしい歌声をキープできるのでしょう。体と声の手入れを欠かさず続けてきた努力の結晶が私たちの心を魅了してやまないのではないでしょうか。そこには単に『才能』という言葉だけでは片付けられない強靭な意志の力を感じるのです。私も八神さんのように若々しく人に元気を与えられるように体を鍛えなおさなければと思いました。果たして私に八神さんのような強い意志があるかという大きな問題はさておき、とりあえず人々にも体の手入れの大切さを呼びかけるべきだと気づきました。なぜならカイロプラクティックを通じて皆さんの健康をサポートするのが私のライフワークだからです。自分の問題をあっさりと置き去りにして人々の健康の心配をしてしまう切り替えの早さが私の数少ない才能なのかもしれません。

私もいまだ未熟ながら二十年以上に渡ってカイロプラクターとして皆様の健康のお手伝いをしてきました。いつも思うのが多くの方が「もうどうしようもなくなって…」とかなり状態が悪くなるまで我慢して我慢してからようやく来院されるが、もっと早くくれば早く元気になれたのにということです。カイロプラクティックは疼痛にだけでなく、その方の最高の体調を目指すためにも大いに利用して欲しいものなのです。「もっとアクティブに生活したい」「朝起きたときに疲労感がなく意欲が湧く」「さっと体が動く」「何事にもやる気が出る」「快眠を手に入れたい」「ゴルフボールをもっと遠くに飛ばしたい」「早く走りたい」「キレのある踊りをしたい」「毎日快食快便」「孫と一緒に遊びたい」などという生活のクオリティーを向上させるためにも貪欲にカイロプラクティックを利用していただきたいのです。

最近、日本のテレビなどを見ると『残念な人』という表現を耳にします。面白い表現だと思いました。「もう少し身なりに気を使えば…」「もう少し頑張れば…」「もう少しメイクが上手になれば…」「もう少し要領がよければ…」などとあと少しどうにかすればもっと上にいけるのにという惜しい人に使うのです。まあ、他人のことをよく見ている日本人特有とも言える流行語ですが、人間自分のことは気づかないけど他人のことはよく見えるということでしょう。私も家族から『お父さんも、もう少しお洒落すればいいのに…』と非常に残念がられます。私もその残念さは自覚があるので家族から『残念な人』の烙印を押されても反論の余地はあまりないのですが…。そんな私も人のことはよく見えます。私から見れば世の中残念な人だらけです。『もうちょっと体の手入れをすれば、もっと調子よく元気になるのに、もっと気分が良くなるのに、もっと仕事のプロダクティビティーが上がるのに、もっと運動能力が上がるのに、もっとすっきりとして勉強ができるのに』などと残念に思うことが毎日のようにあります。『それほど痛くないから』『どうにか我慢できるから』『もう慣れてしまっているから』『生活に支障はないから』『先生に診てもうらうほどのものじゃないから』『そのうち自然に治ると思うから』という言葉を聞くと残念に思います。どうしてそのような状態で満足しているのですか?もっと元気にアクティブに気分よくなれるのにと残念に思ってしまうのです。人の体は手入れをしてあげればあげるだけ調子良くなるものです。どうでしょう皆さん、カイロプラクティックでもっと健康になって人生をエンジョイしてみるのは。八神さんが素晴らしい歌を通じて人々に元気や希望、感動を与えるように、私もカイロプラクティックを通じて同じものを皆さんに提供できればと願っています。そして元気になった人たちが、またその周りの方に元気と希望を与えていってくれる世の中になって欲しいものです。私のファッションの残念さはまあいいとして、皆さんは健康に関して『残念な人』にならないように体の手入れをしてあげてくださいね。

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